ヤマモジャ日記

最近は台湾のことばかりです

【UR賃貸住宅に3年間住んでみた感想】やっぱりUR最強!!その理由10点と効果的な空き部屋の見つけ方

モジャ美です!

UR賃貸ってみなさんご存知でしょうか?

私は3年前の引っ越しで初めてUR賃貸に住んでみましたが、
やっぱりUR最高!と思うことが多々ありました。
周りの人に話してみると案外しらない人が多いので今回ご紹介したいと思います。


UR住宅とは


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UR賃貸住宅とは、都市公団から受け継いだ全国約75万戸の賃貸住宅(公団住宅)に、都市再生機構(Urban Renaissance Agency)の英語略称「UR」を冠した賃貸住宅です。礼金・手数料・更新料・保証人が不要など、多くのメリットがあります

www.ur-net.go.jp

良質な住宅を供給することを目的としているため、設備・広さ・環境を重視しています。
間取タイプもシングルからファミリー向けタイプまでとても豊富。

国が経営するコスパ最強の賃貸マンションです。


ワタシの思うUR賃貸のメリット10点

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ワタクシ(単身・同棲中)の思う、URのメリットについてまとめてみました!

1,礼金・仲介手数料・更新料不要

家賃が上がるほど大きくなる時代錯誤な礼金や、仲介手数料をとる民間賃貸と比べると、ここは大きな差がつく点です。
ほんと民間賃貸の初期費用は高い

私の例でいうと、その当時より広い部屋に住もうと、家賃12万円程度の部屋を都内で探していたんですが、
いい物件となると大体敷金が2ヵ月分、礼金2ヵ月分、仲介手数料1.5ヵ月分、計70万以上掛かってしまう、それに加え、引っ越し費用も掛かる…ってことで青ざめていたところ、URの物件を見つけました。

URにしたおかげで、敷金のみで初期費用が当初想定していた3分の1に激減!
予定していたお金で家具も新調できたし予定よりいい部屋に住むことができてホクホクです。

また、2年ごとの更新料もないので、長期で住む場合には更に得。
2年なんてあっという間に過ぎます。

・更新のたびに更新するか考えなくてもいい
・更新書類を書かなくていい
・更新料にがっかりしなくていい

この3点が無くなったのはかなり大きかったです。

2、保証人不要

保証人探しも不要!
民間の賃貸の場合、保証人代行会社に頼んでもお金が発生します。

入居条件は、
夫婦で入居する場合、世帯の合計月額収入が家賃額の4倍以上、または33万円以上。単身の場合は、月収25万円以上あればOK。
企業に勤めていないフリーランスや自営業の方であっても、URを借りるときのハードルは低くなります。

保証人に親を立てる方も多いと思いますが、彼氏彼女と住むのにいちいち実家の家族に保証人になってもらうのって説明がめんどくさかったりしませんか、、?(私の場合はですが)
その点、URであれば誰のお世話にもならず住めますね!

3、コスパ最高!

◎高品質なのに割安

家賃が安いかというと安くはないです。
ただ、スペックに対しての家賃で考えるとかなり割安です

ちょっといい部屋に通常の家賃で住めるって感じですかね。

あと2、3万出せばもうちょっといい部屋に住めるけど、そんなに出せない!ってことあると思いますが、URだとそれがある程度叶ってしまいます。

実際、都内のUR物件である私の部屋は駅から歩いて10分ちょっと、1LDKで広さは55㎡ほど、共益費も込みで13万円くらいなんですが
(ここまではよくある)

さらに
南向きの10階景色最高、屋根付きのベランダが5畳くらいあってオートロック、宅配ボックス、床暖房も付いており、敷地内の駐車場にはカーシェアまである

こんな物件都内で13万円で探すとなるとほとんどありません

友達が遊びにくると「いいマンション住んでるねー!」って言われることも多く、いやいや、アンタが住んでいるところと家賃変わらないからっていうと驚かれます。
驚くのも当然で、似ている条件の物件を同じスペックで同じ地域で探すと16、17万円くらいはします

壁も厚くって、両隣りの声はめったに聞こえてきません。
ちなみに楽器もOK。
耐震強度もバッチリです!

◎間取りの広さ

いくつか部屋を見学しましたが、一つの間取りが大きいという特徴があります。クローゼットやベランダが広いのはもちろんなんですが、すべてに余裕があります。
これは、快適な住戸を提供するという目的に沿って作られているからです。
ここが民間と大きな違いで、お金儲けに重点が置いてありません。
要はケチケチしてるところが無いってことですね!

4、立地がいい

駅から歩く場所に建っていることもありますが、だいたい駅徒歩15分以内圏内にある上、ファミリー向けなので敷地がかなり広く、近くにスーパーや薬局、必要なものは一通りあります。
またURの敷地って場所によってはかなり広く、私の住んでいるURにも広い芝生の公園があるんですが、建物の周りをランニングしたり、公園を散歩したりするのに、夜でも治安がよいので重宝しています。
近所にも大きい公園や緑があって、都会の中にもゆとりがあります。

5、敷金がほとんど返ってくる

民間賃貸だとなんだかんだ理由がついてほとんど返ってこないこと多くないですか?
私の場合は、URに引っ越す前は民間の賃貸マンションに住んいたんですが、引っ越す際に冷蔵庫の下が水漏れでシミになっているとかで(特に目立たなかったのに)そのまま全額持ってかれたパターンです。
URはというと、通常の使用に伴う損耗等の復旧費用はUR都市機構が負担します。

平成25年度の調べでは、
UR賃貸住宅を入居から5年で退去されたお客様の退去費用は平均で3万円とのこと。

多少は引かれるでしょうけど、よっぽどのことが無い限り、敷金の返金は期待できると思われます。

6、敷金を別のUR物件に引き継げる

これすごくないですか?
敷金引継ぎ制度があるため、いま住んでいるUR賃貸住宅の敷金を精算し、残額が発生する場合には、その額を引越し先のUR賃貸住宅の敷金に充当することができます。
しかも日本全国URの物件であれば、どこでも移動可能です。
もし新しく住んだ部屋で近隣トラブルなんかあったり、職場の異動があって、引っ越しをしたい場合などかなり便利なんじゃないでしょうか。
同じ棟内でもすぐ引っ越せると思うと精神的にも余裕ができますよね!

敷金が余っていれば、必要なのは引っ越し費用だけ!
ちなみに私は同じUR物件の別の棟への引っ越しをむくろんでいます。

7、家賃の払い方色々

◎1年分、一括払い

貯蓄がある方は、1年~10年分の家賃+共益費をまとめて払える一時払い制度があります。これには割引がきくので、月々家賃を払い続けるより安く住める利点まであります。また、その場合は収入の審査がいらなくなります。

◎ 固定収入が無くてもOK

固定収入がなくても、家賃の100倍以上の貯蓄額があれば入居可能です。また、月の収入が家賃の2倍あれば、貯蓄額は50倍でも可能となります。

固定収入はないけどとりあえず貯金だけはある人、
月収が安定していない職業の人も住めます。

8、部屋のリフォーム可能

UR賃貸住宅には「模様替え」という制度があり、URが定めた基準にしたがって自分達で住宅の間取りや設備を変更できます。
「住宅の模様替え願」という書類を提出し承諾を得ることとされています。
この模様替えは、原則として退去時には原状回復することが条件とされていますが、一部の軽微なものについてはそれが免除されます。
原状回復義務が免除される模様替えの実施にあたっては、使用する材料、仕様、施工方法がUR都市機構の定める仕様に適合していることが必要です。

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http://www.ur-net.go.jp/sumainoshiori/pdf2/201204_108.pdf

こういった模様替え一覧表があるわけですが見てみると結構いろんな模様替えができそうですね。
これも長く住むことを想定したURならではの特権ではないでしょうか?

9、物件の種類が豊富

同じ場所のURの中でも棟によってデザインの違うものがあったり、
部屋の間取りもそれぞれです。

HPを見てもらえばわかるんですが、URっていろんな企業とのコラボをしていて古い団地ならではの良さを活かしたり
無印との共同プロジェクトでかなりオシャレなものに生まれ変ったりと色々とチャレンジし続けているんですね。
URのこういう前向きなのところが好き!


◎無印とのコラボ

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http://www.ur-net.go.jp/muji/


◎こちらはIKEA

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http://www.ur-net.go.jp/ikea/


また、UR賃貸住宅の中には、ペット共生住宅もあります。

ペット用の足洗い場があったり、リードフックがあったり、建物の設計や設備などのハード面、飼育に関するソフト面などにも配慮され、ペットと一緒に生活を楽しめる工夫がたくさんあります

10、単身者OK、ルームシェアOK

ファミリーのイメージが強いURですが、
単身者用の部屋あったり、学生や単身赴任者用のちょっとお得な定期賃貸があったり(URライト)といろんなパターンに対応しています。

また、URにはハウスシェアリング制度というものがあって、学生同士、単身者同士のルームシェアが可能です。
この場合、同居人の収入を合算して[平均月収]の要件を適用することができるので単身で条件に合わない場合も入居が可能です。

民間の賃貸物件だと、シェアをお断りされたり、審査が厳しくなったり、シェアするにはハードルが高い物件も多々あります。
広いリビングや最新設備の整ったいい物件を友達とシェアできるのはかなりいいんではないでしょうか?

空き部屋の見つけ方

「UR賃貸住宅」って抽選なの?とよく質問されますが、全国約75万戸、首都圏約42万戸あるUR賃貸住宅のほとんどが、抽選なしの先着順受付となっています。

私も最初営業センターに行ったときに「毎日、朝一番に、電話で確認してもらうことになります」言われましたが、
毎日朝一で電話するなんて普段仕事している身としては結構厳しいものがあります。

◎私がオススメする空き室の見つけ方

そこで私がオススメする空き室の見つけ方。それは、

UR賃貸物件を取り扱っている不動産屋さんでURを紹介してもらうこと!

インターネットで検索したり、UR賃貸物件がある街の不動産屋で店の外に「UR賃貸物件取り扱い」などのシールが貼ってあったり、看板が出ているところに入ってみてください。
UR賃貸物件を取り扱っている業者はUR物件にものすごく詳しいです。
各物件や間取り、住環境などを知り尽くしています。希望条件に最適な物件の紹介はもとより、いち早い空き室情報の把握(毎朝電話したりネットで確認してくれる)空き室がなかった場合には、同条件でのセカンドオプションのご提案など、柔軟性ある対応でサポートしてもらいます。

それも仲介手数料無料で。

そうなんです。無料なんです。仲介手数料!
そういった業者は物件の契約が成立するとUR側から一定の報酬をもらえるわけです。
URの物件はお客にとってもメリットがたくさんあるので、不動産屋さんにとってもかなりありがたい物件となるようですね。

条件を伝えたら後は待つだけ!
自分で探すより確率も高くなるし、とにかく楽です。
私はこの方法でいまの部屋をゲットしました。
営業センターにいったり自分で探していた時は見つけられ無かった部屋になります。

最後に

私は都内のUR賃貸物件に住んで3年になりますが、思った以上の住み心地のよさに驚いています。
こうやってメリットを書き出してみましたが、ほんとメリットだらけでデメリットというデメリットがないくらい、いいとこばっかなんですよねー。

あと一度住めば何か問題を起こさない限りイイ感じでほっといてもらえるので、わたしなんかは最初の入居依頼一度もURの管理会社なところに何か用があったことも、電話が掛かってきたこともありません。
そいうところも好きですね。

人気物件はかなり競争力が高いですが、入居までまだ時間がある方はこの機会にぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか?