はじめて肛門科にいった話
モジャ美です。
タイトルの件について今日はお話ししようと思います。
せっかくブログやってるんだから、やっぱ本当のことや恥ずかしい体験も話さなきゃね。
ということで、去年2015年に初体験したちょっと恥ずかしいことについて話したいと思います。
じつは去年、初めて肛門科に行ったんです。
症状は、おしりがかゆかったからです。
おしりなんてざっくりいっちゃいけないですね。
そう、「肛門がかゆかった」から病院にいきました。
一年くらい前だったと思いますが、当然肛門あたりがかゆくなって軽く掻いちゃってたんです。
直接じゃないですよ。ほら、トイレ行ったときトイレットペーパーとかで。
なんでしょう、、ああいうのって掻けば掻くほどかゆくなるじゃないですか?
なのでどうにかして掻くのを止めなければ!と掻くのをがまんしてたんですが、がまんしてがまんして、がまんできず掻くとすごい快感が。。
で、またつい掻いてしまう。
そして肛門がボロボロになりました。
私の肛門は一体どうなってしまっているのか・・・
色々調べ、とあるひとつの症状を見て「これだ!」と確信したわけです。
その症状の名前とは
「肛門瘙痒症」
「瘙痒症」と書いて「そうようしょう」と読むらしい。
※詳しくはこちら
肛門瘙痒症について|みのり先生の診察室|大阪肛門科診療所(旧 大阪肛門病院)|女医による女性専用外来あり
最初はおしりが何となくムズムズ、もぞもぞする感覚から始まります。
そこでトイレットペーパーなどでこすって拭いたり、ウォシュレットで念入りに洗ったり、 入浴時に石鹸で肛門を洗ったりして摩擦を加え洗いすぎるようになります。
石鹸洗浄・過洗浄により皮膚は乾燥し、かゆみはさらにひどくなっていきます。
洗うという行為がエスカレートしていき、掻きむしるようになります。
初期の頃は入浴後から就寝前にかゆみを感じるケースが多いですが、 ひどくなると寝ている間に無意識に掻くようになったり、 夜だけではなく一日中かゆみを感じるようになります。
まさにワタシじゃないの!
掻かないためにこれまで市販の薬もいろいろと使いました。
メンソレータム、パイロール、紫雲膏、ポリベビー、オロナイン、、
どれも効かない。。
小林製薬から「オシリア」が出たときは、やったー!となりましたね。
キャッチフレーズが「ぶり返す肛門のかゆみに」ですよ。
うれしかった。
だってわたしずっと「ぶり返す肛門のかゆみに」悩まされていたんです。
そしてこんなことに悩まされているのは自分だけだと思ってたわけであって。
今まで痔の薬はたくさん出てたけど、こうして「肛門のかゆみ」に特化した薬が市販出たってことは同じように悩んでいる人がたくさんいるってことですもんね。
同じ小林製薬の「アイボン」並みにみんな欲してるんですよ。きっと。
「オシリア」の発売はわたしに勇気をくれました。
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しかし、「オシリア」じゃ、私のかゆみは救えなかったんです。
一瞬かゆみが無くなるんですけど、しばらくするとすぐ掻いちゃって結局だめだった。。
そしてついに「病院にいこう!」と決心しました。
ネットで調べると皮膚科か肛門科に行きなさいと。
皮膚科でお尻出すの無理でしょ~!となり、結局肛門科にしました。
婦人科でも嫌なのに肛門科って、ハードルが高すぎる。。
しかしこの時、肛門の悩みを抱えながら生きていくことに限界を感じていた私は、ついに肛門科に行くことを決意したわけです。
肛門科の扉をあける。
病院はネットで調べて評価の高いところに決めました。
入り口から入って目に飛び込んできたのはたくさんの患者さん。
圧倒的に男性が多かったです。女性も2、3人くらい。
みんなそれぞれおしりにトラブルを抱えてるんですね。
マイノリティも集まるとこれが当たり前のようの気がしてきますね。
同志たちよ。
そして受付前へ。
受付はおばさんが数人座っていました。
これもよかった。
若い子だと絶対に恥ずかしいし。
しばらく待ってから名前を呼ばれ診察室へ。
先生はいなくて、看護師さんが一人いました。
「それでは下着を脱いで横向きに寝ていてださいね~」と看護婦さん
指示通り下着を脱いで横向きに寝ていると先生が現れました。
40代くらいのなかなか男前な先生でした。
先生のひとことめ。
「ちょっと見せてくださいね~。来るの勇気がいったでしょう。」
先生・・・。なんてやさしいの!泣
そう、勇気がいったんですよー!
肛門科は。
でも先生のひとことでほっとしました。
みんなこうやって勇気を出してくるんですね。
診察ですが、肛門に小型カメラをあてて先生が画面で見るような形です。
私からは映像は見えなかったけど
「これはかゆいね~」っていって診察してくれました。
病名は聞き忘れたけど、とりあえずステロイドの軟膏で治すことになりました。
最初ステロイドでばっちり治して徐々に軽い薬に変えていくという作戦です。
薬の名前は「リンデロン-VG軟膏」
ん?この薬、もしや私が湿疹が出たときに皮膚科でもらってるあの薬と同じやつ!?
驚愕!
長年苦しんだ肛門のかゆみをとる方法が
こんな近くにあの薬あっただなんて!!
トウダイモトクラシ。
でもまあ、ステロイドはお医者さんの指示無しで使うのは危険だし、よかったんですけどね。
薬を塗ってからというものかゆみも落ち着き、私の肛門はだんだん元の状態に戻りつつあります。
以上でわたしの肛門科初受診の話は終わりです。
結果として
わたしの場合は病院にいってほんとよかった!
あれからだいぶ肛門はよくなりました。
あのままかゆい日々を続けてたかと思うとぞっとします。
もしお尻の悩みを抱えている人がいたら、勇気を出して早めに受診してほしいです。
きっと優しい先生と仲間たちがあなたをあたたかく迎えてくれるはず!